脈管学
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症例報告
高度腎機能低下に対し手術が奏功した腹部大動脈瘤–下大静脈瘻の1例
真栄城 亮近藤 智昭井上 健太郎天白 宏典鈴木 仁之新保 秀人
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ジャーナル オープンアクセス

2017 年 57 巻 11 号 p. 169-173

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抄録

75歳男性。食欲不振を主訴に受診。採血にて肝腎機能低下,単純CTにて腹部大動脈瘤を認めた。入院後透析施行するも腎機能の改善は不良であった。造影CTにて下大静脈との瘻を認めたため手術目的に当科紹介。瘻孔閉鎖+Yグラフト置換術を施行し,術後速やかに腎機能は改善した。腹部大動脈瘤に合併する右心不全症状や急性の肝腎機能低下を認めた場合は腹部大動脈瘤–下大静脈瘻も鑑別診断に入れる必要がある。

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