脈管学
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症例報告
虚血性腎障害を伴ったStanfordB型急性大動脈解離に対し,TEVARに末梢血管用ベアステントを併用した1例
佐賀 俊文堀 優人御子柴 晴樹浦田 雅弘
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ジャーナル オープンアクセス

2020 年 60 巻 8 号 p. 145-149

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抄録

症例は45歳,男性。他院より遠位弓部~腹部大動脈に及ぶ急性大動脈解離B型を認め,当院へ救急搬送された。腹部は偽腔が血栓化し,真腔狭窄により急性腎不全を発症していた。ステントグラフト挿入(TEVAR)を施行したが,真腔拡張は得られず,末梢血管用ベアステントを同部位に留置した。Entry閉鎖を行っても高度な真腔狭窄が残存したが,自己拡張型のベアステントを併用し,致命的な腎障害を回避することができた。

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