脈管学
Online ISSN : 1880-8840
Print ISSN : 0387-1126
ISSN-L : 0387-1126
症例報告
無菌性膿瘍からSLEの診断がついた急性A型大動脈解離の一例
村松 賢一石田 圭一
著者情報
ジャーナル オープンアクセス

2022 年 62 巻 6 号 p. 35-38

詳細
抄録

43歳男性。急性A型大動脈解離を認め,オープンステントグラフト併用の弓部置換術を施行。術後17日目に正中創部の発赤と腫脹を認め,切開したところ膿性であったため培養に数回提出したが,すべて陰性で白血球のみ検出された。無菌性とのことで,大網充填術を施行した。膠原病内科で,SLE疑いとのことでプレドニゾロン開始。その後問題なく経過し退院となる。人工血管置換術後の無菌性膿瘍で,SLEの診断がついた稀な症例を経験した。

著者関連情報

この記事はクリエイティブ・コモンズ [表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際]ライセンスの下に提供されています。
https://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/4.0/deed.ja
前の記事 次の記事
feedback
Top