会津中央病院心臓血管外科
福島県立医科大学心臓血管外科
2022 年 62 巻 6 号 p. 35-38
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43歳男性。急性A型大動脈解離を認め,オープンステントグラフト併用の弓部置換術を施行。術後17日目に正中創部の発赤と腫脹を認め,切開したところ膿性であったため培養に数回提出したが,すべて陰性で白血球のみ検出された。無菌性とのことで,大網充填術を施行した。膠原病内科で,SLE疑いとのことでプレドニゾロン開始。その後問題なく経過し退院となる。人工血管置換術後の無菌性膿瘍で,SLEの診断がついた稀な症例を経験した。
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