2022 年 62 巻 8 号 p. 67-71
Thoracic endovascular aortic repair(TEVAR)はシースサイズが大きいことからカットダウン法による外科的アプローチが多く行われている。しかしデバイスのlow profile化により,Preclosure ProGlideを用いたPercutaneous TEVAR(P-TEVAR)も行われるようになってきた。P-TEVARのメリットはカットダウン法による創部感染やリンパ漏,総大腿動脈(CFA: common femoral artery)縫合部狭窄が生じないことである。現在はCFAまでの距離,シースサイズを考慮して症例を限定しているが,将来的にP-TEVARを標準化するためにも更なる症例の蓄積が必要である。