岩手医科大学放射線医学講座
2023 年 63 巻 4 号 p. 39-43
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近年のCTの進歩は脈管画像診断にも飛躍的な発展をもたらした。それは,CTが広い範囲を高速かつ薄いスライス厚で撮影が可能となったからである。加えて,心電図同期撮影法,サブトラクション法,超高精細CTといったオプションも脈管疾患の診断制度を高めた。さらに,最新型のCT装置であるphoton-counting CTも空間分解能や物質弁別の面で高い能力を有することから脈管領域への応用にも期待が寄せられている。
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