杏林大学医学部形成外科
2024 年 64 巻 2 号 p. 27-33
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脈管奇形には囊胞性病変など限局的な病変もあるが,周囲組織に浸潤した広範囲病変のように,一般に切除困難とされる病変が比較的多い。通常,このような病変に対しては,硬化療法や塞栓術などの血管内治療が選択される。しかし,切除による病変の縮小効果は大きく,切除困難な病変であっても切除術が選択されることがある。本稿ではリンパ管奇形,静脈奇形,動静脈奇形の切除術に関して,近年のわれわれの工夫について概説する。
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