脈管学
Online ISSN : 1880-8840
Print ISSN : 0387-1126
ISSN-L : 0387-1126
症例報告
骨内静脈還流異常による前脛骨部静脈瘤の2治験例
住吉 力, 小和田 実, 藤井 健人, 川浦 洋征, 青木 雅一, 長野 博司, 森田 ひかり
著者情報
ジャーナル オープンアクセス

2025 年 65 巻 11 号 p. 123-126

詳細
抄録

骨内静脈の還流異常による前脛骨部静脈瘤の治療を2例経験した。症例1は62歳男性で,10年前から左脛骨前面の一部突出していた箇所があったが,1カ月前疼痛を自覚した。CTで左脛骨を貫通するように拡張した静脈を認め,外科的加療で症状は改善した。症例2は74歳女性で,2週間前から右下腿の疼痛を認めた。エコーで骨皮質欠損から逆流する血流とCTで脛骨を貫通する静脈を認め,こちらも外科的加療で症状が改善した。骨内静脈還流異常であるbone perforatorsが原因の前脛骨部静脈瘤は比較的稀な疾患である。

著者関連情報
© 2025 一般社団法人日本脈管学会

この記事はクリエイティブ・コモンズ [表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際]ライセンスの下に提供されています。
https://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/4.0/deed.ja
前の記事
feedback
Top