社会医療法人元生会森山病院血管外科
旭川医科大学血管外科
釧路孝仁会記念病院心臓血管外科
札幌医科大学附属病院遺伝子診療科
2025 年 65 巻 2 号 p. 39-43
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症例は26歳女性。突然の右胸痛,背部痛と意識消失で救急搬送された。CTで右胸腔内血液貯留と右鎖骨下動脈遠位部に約15 mm径の囊状瘤破裂が疑われた。右上腕動脈アプローチでステントグラフト留置を行い救命し得た。術後の遺伝学的検査でCOL3A1遺伝子に病的バリアントが検出され血管型Ehlers-Danlos症候群の確定診断となった。血管内治療は縫合操作などを回避できるため,良好な早期成績が期待できるが,術後長期の注意深い経過観察が必要である。
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