脈管学
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総説
歯周病菌を注入したラットの動脈血栓症慢性期の所見は粥状硬化症初期像並びにアテローム形成期像に一致する
岩井 武尚武村 民子和泉 雄一青山 典生松井 良樹久米 博子小泉 伸也江藤 一洋内山 英俊本間 香織
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2025 年 65 巻 4 号 p. 63-68

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抄録

粥状硬化症(AS)の発生,進展には慢性炎症の存在がある。ラット外腸骨動脈に歯周病菌3種を注入し作成した血栓標本の慢性期22個と,多種の歯周病菌DNAが出現することが報告されているヒトASの早期像とアテローム形成期像8例の標本を比較した。リンパ球,マクロファージ,T細胞の分布から両者は多数例が一致すると判明した。これはともに慢性炎症が重要な素地となっており,さらに獲得免疫の存在からASにおいてもグラム陰性菌などの初期感染とのつながりが示唆された。

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