粥状硬化症(AS)の発生,進展には慢性炎症の存在がある。ラット外腸骨動脈に歯周病菌3種を注入し作成した血栓標本の慢性期22個と,多種の歯周病菌DNAが出現することが報告されているヒトASの早期像とアテローム形成期像8例の標本を比較した。リンパ球,マクロファージ,T細胞の分布から両者は多数例が一致すると判明した。これはともに慢性炎症が重要な素地となっており,さらに獲得免疫の存在からASにおいてもグラム陰性菌などの初期感染とのつながりが示唆された。
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