聖マリアンナ医科大学心臓血管外科
聖マリアンナ医科大学消化器・一般外科
聖マリアンナ医科大学産婦人科
2026 年 66 巻 2 号 p. 5-10
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52歳女性。卵巣癌術後再発に伴う右外腸骨リンパ節転移が外腸骨静脈へ浸潤したため,腫瘍および外腸骨静脈合併切除を加え,ウシ心膜パッチ(XenoSure)を用いて解剖学的静脈再建を行った。再建静脈は術後6カ月まで開存し,腫瘍再発による圧排を契機に術後11カ月で閉塞した。閉塞後に右下肢浮腫の増悪を認めた。本症例は,腸骨静脈の再建において,生体組織による解剖学的静脈再建の臨床的意義と限界を示唆する報告である。
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