日本大学薬学部
2011 年 8 巻 1 号 p. 29-32
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チャーガ(Inonotus obliquus の菌核)は,ロシア,ポーランド,バルト海の数ヵ国で癌,心血管疾患,糖尿病の治療に民間療法として広く使われてきた.本研究では,チャーガの内服が,7,12-dimethylbenz[a]anthracene でイニシエーションをし 12-O-tetradecanoylphorbol-13-acetate でプロモートするマウス皮膚二段階発癌を抑制することが明らかになった.