子どものこころと脳の発達
Online ISSN : 2435-8819
Print ISSN : 2185-1417
総説
発達認知研究のための実験計画
千住 淳
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2025 年 16 巻 1 号 p. 44-48

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抄録

子どものこころに関する研究は,「発達研究」と「小児研究(あるいは乳児研究,幼児研究,児童研究,思春期研究など)」の2種に大別できる.両者には重なりもあるが,研究を行うための理論・モデル設定や研究手法に違いが出る場合も多い.そこで本稿では,まず「発達研究」とは何か,「小児研究」とどのように識別可能かについて概要を解説し,その後発達研究,特に「子どものこころ」というテーマに沿って,発達初期(乳幼児期)において使用可能な認知機能計測・脳機能計測の手法について概観する.その後,発達研究の中核的な問いの一つである「生まれか育ちか(あるいは遺伝・環境要因)」を研究する手法のいくつかを概観し,発達研究のための実験計画構築について議論する.その後,「こころ」の発達に関する研究の広がりと可能性について考察する.

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© 2025 大阪大学大学院 大阪大学・金沢大学・浜松医科大学・千葉大学・福井大学連合小児発達学研究科
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