電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成21年度電気関係学会九州支部連合大会(第62回連合大会)講演論文集
セッションID: 05-2P-05
会議情報

大気中負極性直流火花放電に与える炭酸ガス効果
中山 達也青山 嵩史Ro Tetsu生澤 泰二西嶋 喜代人
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
本研究は、大気圧合成空気(N2:79%,O2:21%)に地球温暖化ガスのCO2を0から2.0%の範囲で混合した供試ガスの負極性火花破壊電圧および火花破壊過程を調べ、正極性のものと比較検討した。
供試ギャップは、直径0.5cmの先端を半球状に仕上げた黄銅棒電極と、直径40cmの銅平板電極をギャップ長6.25cmで垂直に配置したものである。
負極性の場合は、CO2濃度を0から1.0%増加した時、火花破壊電圧は88.1から74.5kV僅かに減少した。一方、正極性の場合は、CO2濃度を0.75から0.76%と僅かに増加すると、火花破壊電圧は55.4から33.6kVへ急激に低下した。
著者関連情報
© 2009 電気関係学会九州支部連合大会委員会
前の記事 次の記事
feedback
Top