電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成21年度電気関係学会九州支部連合大会(第62回連合大会)講演論文集
セッションID: 01-2A-01
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接触型画像センサを用いたカラーコード認識デバイスの提案
高橋 俊太井上 剛志崎部 将弘北園 優希中島 翔太楊 世淵芹川 聖一
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キーワード: 計測
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抄録
視覚障害者は、視覚の代わりに触覚から情報を取得し、物を識別する必要がある。しかし触覚情報だけでは、形状が同じものは区別できない。そこで、物を識別する代表例として点字があるが、後天的な視覚障害者にとって、点字の習得は困難な場合がある。また、点字の作成には専用の装置が必要となる。そこで本研究は、指に装着可能な接触型画像センサとカラーコードを用い、任意の物を識別する方法を提案する。接触型画像センサは、CMOSセンサの表面に透明な板を、側面に白色LEDを取り付けた構成で、識別対象に貼り付けたカラーコードに接触させ、色情報を読み取る。これにより、カラーコードを指でなぞるだけで容易に任意の物を識別できる。
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© 2009 電気関係学会九州支部連合大会委員会
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