主催: 電気関係学会九州支部連合会
空き巣の被害において、その侵入経路の大半を占めているのは窓である。侵入手段としては、無施錠の窓からの侵入・ガラス破りが8割を超えている。 既存の窓用防犯システムでは、磁気センサや衝撃センサを用いたシステムがある。しかし、磁気センサのみでは無施錠しか検知できず、衝撃センサのみではガラス破りしか検知できない。よって、無施錠、ガラス破りを検知するには、2種類のセンサをそれぞれ別の場所に設置しなければならない。そこで、1つの装置で無施錠とガラス破りを検知する光センサを用いた窓用防犯システムを提案する。本システムではLEDを光源とし、物体からの反射光を利用して無施錠・ガラス破りを判別することができる。