電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成21年度電気関係学会九州支部連合大会(第62回連合大会)講演論文集
セッションID: 01-2P-10
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ZigBeeとGPSを利用した野生動物追跡システムの開発
森下 功啓濱 幸宣三田 長久岩田 一樹
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抄録
近年、野生動物の生態調査では測位精度や観測密度の向上のためにGPS受信機を内蔵したGPS首輪が使用されるようになって来ている。しかし、これまでは搭載した分離装置や衛星通信機器により消費電流及び重量が大きいという特徴があり、長期間の観測は大型獣類にのみに限られてきた。本研究では、特定小電力無線機の一種であるZigBeeとGPS受信機を組み合わせ、安価で高精度な測位が可能で長期間稼動する中小型獣類に対応したテレメトリシステムの開発を目標として研究を行ってきた。森林中での無線通信試験結果や必要とされる電力の面からシステム構築についての実現性を確認した。
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© 2009 電気関係学会九州支部連合大会委員会
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