電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成21年度電気関係学会九州支部連合大会(第62回連合大会)講演論文集
セッションID: 12-2A-08
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EUV光源プラズマのための高波長分解トムソン散乱計測システムの開発
百田 泰久大原 孝太富田 健太郎内野 喜一郎
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キーワード: プラズマ理工学
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抄録
極端紫外(EUV)光リソグラフィーの光源として実用化が期待されている、レーザー生成方式EUVプラズマへのレーザートムソン散乱(LTS)法の適用を試みている。EUVプラズマで予想される電子密度、電子温度において、散乱は協同的散乱領域にある。プラズマの背景光強度から、イオン項スペクトルを計測対象とした。イオン項スペクトルの計測には、高い波長分解能と、優れた迷光除去性能を持ったシステムが必要となる。そこで、多波長同時計測が可能で、かつ10 pm程度の高い波長分解能と、優れた迷光除去性能をもつ、新たな分光器を開発した。現在予備実験として、炭素プラズマのイオン項計測を行っている。
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© 2009 電気関係学会九州支部連合大会委員会
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