電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成22年度電気関係学会九州支部連合大会(第63回連合大会)講演論文集
セッションID: 02-1P-17
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類似度変化の大きい部分領域比較によるCT画像とMRA画像の位置合わせ
徳久 宗一郎金子 邦彦
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抄録
異なる撮影機器で撮影された医療画像は同一人物であっても撮影時の姿勢の違いにより人体の位置がずれてしまう.これまでの研究によって,人体の全身CT画像と全身MRA画像を非線形位置合わせによって統合する際,全身を14 分割し,部分毎に位置合わせのパラメータを決定することで1,687 枚中1,578 枚において臓器の境界を十分に合わせることができた.残りの109 枚に関して勾配強度の重なり度を類似度として用いて最適なパラメータを決定したが,本稿では画像中の最も類似度変化の大きい部分領域を用いて最適なパラメータを決定する.
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© 2010 電気関係学会九州支部連合大会委員会
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