主催: 電気関係学会九州支部連合会
希土類元素がNdやSmなどの軽希土類元素のRE-123は、Y-123と同様に空気中でバルク体を作製した場合、軽希土類元素がBaサイトを置換し臨界温度T cが低くなる。しかし、低酸素分圧中で結晶成長を行うとY-123より高いT cが得られることが報告されている。今回、SmBa<sub>2</sub>Cu<sub>3</sub>O<sub>7-δ</sub>を短時間での焼成が可能なステップ法を用いて空気中で焼成した。作製した試料の磁化を測定し、超伝導特性の評価・検討を行った。