電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成23年度電気関係学会九州支部連合大会(第64回連合大会)講演論文集
セッションID: 05-1P-14
会議情報

PLD法による全固体EC素子用LiLaTiO3薄膜の作成
和田 昌士橋本 直樹大久保 利一赤峰 修一衣本 太郎
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
本研究室では,PLD法によりエレクトロクロミック(EC)素子という表示素子の研究を行っている.一般的なEC素子は、透明電極薄膜層、EC材料薄膜層、電解質層からなる.液体電解質を用いた液体型EC素子の構造では、電界質層とEC材料層との間で高度なシール技術を必要とするため、軽量化や小型化するうえで問題がある.そこで、電解質層に固体電解質薄膜を用いた全固体EC素子の作成を目指している。固体電解質には、LLT(LixLa2-x/3TiO3)薄膜を用いることを考えており、研究室で使用するEC材料WO3の構造と同じペロブスカイト構造のことから、接合性が高まるのではないかと考え研究を進めている。
著者関連情報
© 2011 電気関係学会九州支部連合大会委員会
前の記事 次の記事
feedback
Top