電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成23年度電気関係学会九州支部連合大会(第64回連合大会)講演論文集
セッションID: 06-1P-13
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色素の高純度化による色素増感太陽電池の高効率化
松吉 孝達加納 康平村中 武彦林 博昭大久保 末廣鶴巻 浩白土 竜一
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抄録
色素増感太陽電池における色素の特性はセルの光吸収領域を定めることとなり、結果として得られる電流値も規定することとなる。その為、色素の純度はセル特性に大きな影響を及ぼす。 本研究では、Sephadex LH-20を用いたゲルろ過カラムクロマトグラフィーと、pH滴定法を用いた結合異性体の分離による色素精製を行い、Black dyeの純度とセル特性の相関について考察を行った。1H-NMR、吸光度測定による色素精製前後の色素純度について評価を行い、その結果Black dyeの精製に成功し、セル特性の著しい向上が確認された。
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© 2011 電気関係学会九州支部連合大会委員会
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