抄録
柱上気中開閉器の中には、ケース腐食等により、内部に雨水が浸入し、動作不良の原因となることが危惧されている。現在の浸水点検装置では、外箱に超音波センサを取り付けるため、点検時の振動で水面が揺れるなど安全面に問題がある。そこで、我々は開閉器内部の浸水を外部から非接触で評価することを目的として研究を行っている。本論文では、4通りの超音波送受信センサの配置について、超音波の伝搬、反射、透過特性の理論的解析を行った。そして、浸水評価に有利であると考えられる送受信器を両側面に配置する手法と、底面に配置する手法についてモデル容器で実験を行い、理論値との比較を行った。