電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成23年度電気関係学会九州支部連合大会(第64回連合大会)講演論文集
セッションID: 01-1A-03
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単相マトリックスコンバータを用いた瞬時電圧低下補償装置の補償可能範囲
池田 敬祐山本 吉朗飯盛 憲一田中 喜智
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抄録
マトリックスコンバータは,交流電圧から交流電圧を直接発生させる回路である。従来のインバータに比べて直列素子数が少ないので高効率である,内部にエネルギー蓄積要素を持たないため装置の体積を小形化できるなどの特長がある。筆者らは,先に単相マトリックスコンバータを用いた瞬時電圧低下補償装置を提案した。一般に単相マトリックスコンバータは,入力電圧が零になる付近では電圧を出力できない。しかし,瞬時電圧低下補償装置への応用では,入力電圧が零になる付近では出力電圧も零でよいので付加回路なしで使用できる。本稿では,提案した補償装置の補償可能範囲についてシミュレーションを用いて検討したので報告する。
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© 2011 電気関係学会九州支部連合大会委員会
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