抄録
近年、コンピュータは小型化され、日常生活で扱われる様々な物にコンピュータが組み込まれるようになり使用される状況が多様化してきている。しかし、技術の進歩に伴う電子機器機能の複雑化により、使用難度が向上している。本格的な高齢化社会に突入する日本において、高齢者が簡単に電子機器を扱えるようなシステムが求められている。そこで本研究では、高齢者や寝たきり患者の為の生活支援コントローラを提案する。提案するシステムでは、ハンドパターンに対応した信号を赤外線リモコンにより、テレビや空調設備などの電子機器に送信して操作を行う。