電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成23年度電気関係学会九州支部連合大会(第64回連合大会)講演論文集
セッションID: 10-2P-02
会議情報

高効率PDPマイクロ放電プラズマの分光計測
三上 玄一郎内野 喜一郎富田 健太郎蓮井 裕也田中 太
著者情報
キーワード: プラズマ理工学
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
プラズマディスプレイパネル(PDP)は、微小なセル内の放電により紫外線を発生させ、その紫外線をセル壁面に塗布された蛍光体で可視光に変換し、画像を表示するディスプレイである。これは蛍光灯と同様の発光形態であるがPDPの発光効率は蛍光灯の発光効率に比べ1/10以下と非常に低く、そこに大きな効率改善の余地がある。それに関し、維持電極の幅を従来の電極よりも狭くして放電長を制限することにより高Xe分圧下において効率が良くなることが報告されている。そこで、放電の構造が発光効率にどのように関わるかを明らかにするため、高発光効率PDPマイクロ放電に対し、分光計測を行った。その経過について、報告する。
著者関連情報
© 2011 電気関係学会九州支部連合大会委員会
前の記事 次の記事
feedback
Top