抄録
情報の漏洩問題に直面する機会が増えてきている.なかでも,ネットワークを介した情報漏洩に関しては対策が不十分である. 攻撃者がHTTPリクエストに欲しい情報を埋め込むことで情報漏洩が発生する.そこでHTTPリクエストにおける情報漏洩検知システムについて考える.既存研究では編集距離の考えを用いて,繰り返される冗長な部分を無視して文字数を測ることにより得られる近似情報量を調べることにより,漏洩情報がリクエストに付加された場合の発見を容易にしている.本研究では,情報漏洩の恐れがある際にアラートを挙げるシステムを提案,評価を行い,漏洩情報量が大きいときには誤検知数の少ないアラートを挙げることができた.