電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成23年度電気関係学会九州支部連合大会(第64回連合大会)講演論文集
セッションID: 08-1A-11
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囲碁における棋風を形成する要素に関する統計的分析
渡邉 裕中村 貞吾
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キーワード: 人工知能, 計算機応用
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抄録
人間は,ある一つのゲームを繰り返しプレイすると,自分の得意な戦術や,好みの行動パターンなどに偏ったプレイをするようになる.このようなゲームプレイ時の個人の癖や特徴などは一般にプレイスタイルと呼ばれている.囲碁においてプレイスタイルは「棋風」と呼ばれ,大きな分類では,早めに地を稼いで相手の地を荒らしにゆく実利派や,中央に大規模な地を形成しようとする模様派などがある.本研究では,囲碁における棋風として代表的な「模様・厚み派」「実利派」「好戦派」の3つに対し,それぞれの棋風で有名なプロ棋士の棋譜とプロ棋士全体の棋譜を比較し,どのような要素で統計学的に有意な差が存在しているのかを検証する.
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© 2011 電気関係学会九州支部連合大会委員会
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