抄録
産業界ではモータドライブシステムが圧延システムや宇宙構造物など広い分野で使用されている。しかし,これらの制御系は,高速応答化・軽量化等の要求により剛性が低下し,軸ねじれ共振が発生する場合がある。ここで,2慣性系や3慣性共振系に対し,種々の制振制御手法が提案されているが,最適な制御器ゲインの導出に時間を要する場合が多い。そこで我々は制御器設計に係数図法を,また係数図の決定にGAやPSOの適用を提案し,設計時間を短縮して,且つ良好な振動抑制効果を得た。本研究では,係数図の決定時間をさらに短縮するため,グループ化PSOの適用を提案し,シミュレーションにて提案手法の有効性を確認した。