電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成24年度電気関係学会九州支部連合大会(第65回連合大会)講演論文集
セッションID: 04-2A-15
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非線形抵抗材料による高電圧機器の電界緩和の検討
*森 匡史石辺 信治匹田 政幸
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抄録
電気機器の小形化は、使用材料の削減による環境保護面や製造・据付・保守などの費用削減など多くの観点から、非常に重要な取り組みである。絶縁物の絶縁性能の向上は、電気機器の小形化に大きな効果があり、ナノ材料適用による絶縁性能向上や誘電率に傾斜を持たせて電界緩和をする研究が多く報告されている。また最近は、非線形抵抗材料適用によるブッシングやポリマーがいしの電界緩和についても報告されている。電界緩和を目的とした非線形抵抗材料は、その適用条件と対象とする電圧により、必要とする特性が異なる。本論文では、GIS中での適用を想定して、非線形抵抗材料の必要な特性を検討した結果を報告する。
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© 2012 電気関係学会九州支部連合大会委員会
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