電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成24年度電気関係学会九州支部連合大会(第65回連合大会)講演論文集
セッションID: 04-2A-14
会議情報

方向性ケイ素鋼板を用いたリアクトルの積層構造と異方性を考慮した損失低減法
*田浦 大貴長田 将秀高 炎輝堂園 浩村松 和弘小西 研也金澤 一伸
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
我々は無方向性ケイ素鋼板を用いたリアクトルに対して,磁束の偏りに着目した損失低減法を提案し,磁界解析と実測によりその有用性を示した.
今回,方向性ケイ素鋼板を用いたリアクトルに関しても、同様な損失低減法について検討を行った.
方向性ケイ素鋼板では,磁束の偏りは,積層構造だけでなく磁気特性の異方性によっても生じることを明らかにするとともに,ヨーク形状や鉄芯コーナー部の形状を変更することで,磁束の偏りを緩和した改良型リアクトルモデルを提案する.また,それにより鉄損を35%以上低減できることを磁界解析により明らかにした.
著者関連情報
© 2012 電気関係学会九州支部連合大会委員会
前の記事 次の記事
feedback
Top