電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成24年度電気関係学会九州支部連合大会(第65回連合大会)講演論文集
セッションID: 06-2A-03
会議情報

多電極型グライディングアーク放電における電源の重要性
*青木 振一光木 文秋大島 多美子川崎 仁晴川崎 敏之植薄 亮佑穴井 秀
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
グライディングアーク放電(GAD)では電源の容量を含めた設計が重要である。放電電圧はパッシェンの法則により気体圧力と電極間距離に強く依存する。しかし、GADの電極形状は平等電界とは著しく異る形状であり部分的に強い電界集中が発生する。従ってパッシェンの法則は適用範囲外であることを十分に認識すべきである。放電回路を一つの系として電源から供給される全電力の何%が放電現象で費やされるかが重要となる。一般的なGADでは、電源保護の観点から保護抵抗器が挿入されている事が多い。これは高圧トランスを2次側短絡による巻線破損を防ぐためであるが問題が多い。この保護抵抗器による電力消費はプラズマ発生に関しては大きな問題であり、改善案について講演する。
著者関連情報
© 2012 電気関係学会九州支部連合大会委員会
前の記事 次の記事
feedback
Top