電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成24年度電気関係学会九州支部連合大会(第65回連合大会)講演論文集
セッションID: 06-2A-05
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残留電荷を考慮した負インパルス第二沿面コロナの進展に及ぼすギャップ長の影響
*藤田 敏也海平 和也真鍋 吉秀嶋崎 俊行
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抄録
第一沿面コロナの残留電荷が存在する場合の第二沿面コロナを、電極と固体絶縁体間のギャップ長gを種々変化させて、イメージインテンシファイアを装着したデジタルカメラで観測した結果、第二沿面コロナはg=0.0~0.2mmまでは第一沿面コロナの外側に、g=0.3~0.6mmでは内側と外側に、g=1.0mmでは内側のみに進展することが観測された。さらに、第一沿面コロナの残留電荷を考慮して電界計算を行い、励起数が最大になる点を求め、第二沿面コロナの発光強度が最大になる点と比較した。その結果、実測値と計算値は良く一致することから、励起数が最大になる点から第二沿面コロナは進展すると考えられる。
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© 2012 電気関係学会九州支部連合大会委員会
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