電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成24年度電気関係学会九州支部連合大会(第65回連合大会)講演論文集
セッションID: 09-2A-12
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組合せ最適解の有無による既知と未知の判別:顔画像認識における評価
*小松 祐太酒井 智弥
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抄録
本研究では,識別対象を可能な限り簡潔に説明できる知識の組合せを求める最適化問題としてパターン認識を再解釈する.最適解の有無は,「知っている」,「知らない」を意味する.提案手法は組合せ最適化問題の解のスパース性を判定する方法である.アピアランスベースの顔画像認識で棄却法やSVMなどとの比較評価を行った結果,負例を用意することなく既学習クラスの識別率と同等の未学習クラスの識別率が得られた.また,ノイズに対する頑健性を確認することができた.
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© 2012 電気関係学会九州支部連合大会委員会
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