抄録
著者らは、外部磁界によって駆動でき、高い吐出圧力を発生出来るマイクロポンプの実現を目標にピストンの非対称振動を利用したマイクロポンプの検討を進めている。本ポンプは可動子に永久磁石を内蔵し、外部からの交流磁界を受けてワイヤレス駆動が可能である。また、逆止弁などの機械的な機構なしで双方向への送液が可能である。しかし、最大吐出圧力が約2.8kPaと実用化されているマイクロポンプと比較して圧力がまだ小さく、高圧力化が課題であった。
そこで、本報告は本ポンプのピストン部分を改良することにより、ある程度の高圧力化に成功したので報告する。