電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成24年度電気関係学会九州支部連合大会(第65回連合大会)講演論文集
セッションID: 05-1A-05
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カーボンナノチューブのカイラリティ分離・濃縮とカーボンナノチューブガスセンサへの応用:(2)カイラリティ濃縮によるカーボンナノチューブガスセンサの高感度化
*渡邉 英明小牟禮 弘樹中野 道彦末廣 純也
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抄録
カーボンナノチューブ(CNT)にはその構造(カイラリティ)の違いによって金属型と半導体型が混在している。これまでの研究で、同じ半導体CNTでもカイラリティの違いによってセンサ感度に差異が出てくる可能性が示唆されたため、半導体CNTを異なるカイラリティを含む3つのフラクションに分離し、センサ応答を取得した。その結果、カイラリティ(6,5)、(7,5)、(9,4)を含むフラクションが最も高いセンサ感度を示した。そこで、本論文ではこの3種類のカイラリティをそれぞれ分離・濃縮して、センサ感度を比較することにより、感度への寄与度が最も高いカイラリティを同定した。
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© 2012 電気関係学会九州支部連合大会委員会
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