抄録
色素増感太陽電池の作用極には多孔質チタニアが用いられる。従来、多孔質チタニア膜の焼成温度として450℃~500℃を用いてきたが、大面積セルにおいては高温熱の影響を受け基板が反ってしまう。したがって、本研究では焼成温度を低温化するためにUV-オゾン装置を用いることで、高温焼成と同等のセル性能を得ることを目的とし、多孔質チタニア作用電極作製を行った。
結果としてUV-オゾン処理、TiCl4処理を用いて、300℃焼成を行うことで光電変換効率8.05%を得られ、500℃焼成とほぼ同等のセル性能を得ることが出来た。
すなはち、焼成温度の低温化に成功した。