抄録
半導体集積回路の高集積化は、光リソグラフィ光源の短波長化で実現されてきた。今後更なる高集積化の為に、レーザー生成プラズマ(LPP)方式や放電生成プラズマ(DPP)方式を用いた、波長13.5nmの極端紫外光(EUV)の実用化が期待されているが、発光強度、効率が目標値に達していない。EUVを高効率化するには、プラズマの電子密度・電子温度を制御する必要があるが、これらのEUVプラズマパラメータを診断する方法がないのが現状である。本研究では、レーザー生成EUV光源プラズマにレーザートムソン散乱法を適用し、プラズマの電子密度 (ne)・電子温度 (Te)・平均イオン価数(Z)の計測を確立し、EUV光源実用化へ寄与することを目的としている。