抄録
著者らはガス絶縁開閉装置(GIS)設備診断に向けて、カーボンナノチューブ(CNT)ガスセンサによるSF6中における部分放電検出法を研究してきた。CNTガスセンサはSF6分解ガスのCNTへの吸着とその際の電荷移動によってそのコンダクタンスが変化する。
本研究では、CNTガスセンサを内部に設置したシリンジを考案して、GISを模擬したチャンバからガスをサンプリングすることによるGISオフライン設備診断法を提案し、その有効性を実験により検証した。また、サンプリング後に加圧を行う事でガス分子のCNTへの吸着量を増加させ、センサ応答を向上させる手法を試みた。