電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成24年度電気関係学会九州支部連合大会(第65回連合大会)講演論文集
セッションID: 06-1A-13
会議情報

構音診断支援ツールにおける母音の構音特徴表現に関する検討
*金子 卓山本 恭磨坂田 聡上田 裕市
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
構音障がいは,正常な発話をすることができない症状を指し,さまざまな発話障がいを引き起こす.臨床やリハビリの現場では,構音障がいの代表的症状である音素の置換・省略・歪み等の音声現象について,医師や専門家が聴覚判断で主観的に診断を行っているのが現状である.本研究では,構音障がい音声を客観的に評価するため,音声特徴の可視化と障がい程度の定量化による診断支援ツールの開発を行っている.
本講演では,その診断支援ツールにおける母音構音の特徴について,種々の障がい音声の特徴を検討し,診断尺度としての精度の検証を行う.
著者関連情報
© 2012 電気関係学会九州支部連合大会委員会
前の記事 次の記事
feedback
Top