電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成24年度電気関係学会九州支部連合大会(第65回連合大会)講演論文集
セッションID: 07-1A-13
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誘電泳動インピーダンス計測法を用いたノロウイルスの検出
*毛 麗娜中野 道彦久島 和史末廣 純也
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抄録

筆者らの研究グループではこれまでに、迅速かつ簡易な細菌検出法として誘電泳動インピーダンス計測法(DEPIM法)を開発し、懸濁濃度5×10cells/mLの大腸菌を3時間で定量的に検出することに成功している。本研究では、DEPIM法の応用としてウイルスの検出を目的とした。対象ウイルスはノロウイルスとした。ノロウイルスはウイルス性食中毒事件の約99%を占める重要な病原体である。本研究では組み換えノロウイルスキャプシドを用いてDEPIM応答を測定可能かどうか確かめた。その結果、ノロウイルスのDEPIM測定が可能であることが示された。

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© 2012 電気関係学会九州支部連合大会委員会
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