電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成25年度電気関係学会九州支部連合大会(第66回連合大会)講演論文集
セッションID: 06-2A-11
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分散システムの通信遅延をテストするためのUMLモデルからMarkov連鎖使用モデルの構築手法
*趙 治家片山 徹郎
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抄録
ネットワークの発展と分散システムの高信頼性や高並列性により、分散システムは社会や企業において広く採用されている。しかし、分散システムのリアルタイム性、並列化、遅延、ネットの負荷などのテストは難しく、コストも高い。そこで本研究では、このテストを削減することを目的として、開発の初期段階においてUMLモデルに時間制約を導入し、シーケンス図と配置図を組合せることによって新たなUMLモデルを定義する。この定義したUMLモデルから、分散システムの通信遅延をテスト可能とするMarkov連鎖使用モデルの構築方法を提案した。
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© 2013 電気関係学会九州支部連合大会委員会
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