抄録
ポリマー碍子は、軽量で優れた撥水性を有する等の利点があることから磁器碍子に代わる碍子として注目を集めている。現在、ポリマー材料の1つであるシリコーン材を碍子の外被材として使用する上で、様々な汚損物の付着が確認されている。そのため、汚損物の付着が絶縁性能に与える影響を把握することは重要である。そこで本研究では、新品・汚損シリコーンゴム試料のフラッシオーバ電圧と、印加する電圧の昇圧レートとの関係を明らかにするため商用周波フラッシオーバ試験を行った。その結果、全ての試料で昇圧レートの上昇とともにフラッシオーバ電圧が高くなり、新品試料より汚損試料のフラッシオーバ電圧の方が低い結果となった。