抄録
SF6ガスは、ガス絶縁開閉装置(GIS)の絶縁媒体ガスとして広く使用されているが、地球温暖化係数(GWP)がCO2の約22800倍と非常に大きいことから、環境負荷の小さなガスの研究が行われている。筆者らは、これまでに大気圧におけるN2、CO2とDry airを対象に、準平等電界と電界利用率を変化させた不平等電界下での絶縁破壊特性を同一条件で交流と正負両極性の雷インパルス電圧を印加して体系的に調べており、その結果をSF6ガスと比較検討している。本論文では、各種ガスの不平等電界下における絶縁破壊特性を、ガス圧力を変化させて、正極性雷インパルス電圧を印加して、圧力依存性やSF6に対する比率について比較検討した。