抄録
クラックは,道路が日々の温度変化に伴う収縮・膨張,過大な交通量による反復作用等により,発生する.クラックが更に悪化すると,道路本来の機能を保てずに,崩壊する可能性があるため,定期的に道路を診断し,損傷があった場合,適切な維持修繕を行う必要性がある.しかし,現在の道路診断は時間・費用の両面でコストがかかる. よって,道路診断方法を基準化し,自動化することが今後の重要な課題である.また,従来手法の結果より,影を含んだオクルーション画像は,影を含まない道路画像と比べて,クラックの抽出率が低いことが分かっている.よって本論文では,影を含んだ道路損傷であるクラックを抽出する道路診断解析システムを提案する.