電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成26年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第67回連合大会)講演論文集
セッションID: 09-2P-06
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遺伝的アルゴリズムにおける定常状態への収束時間の解析
*杜 一飛坂本 眞人古谷 博史
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抄録
遺伝的アルゴリズムの進化過程の理論的研究は、GAを応用する上でも非常に重要である。GAの理論的研究では、スキーマ理論が有名であるが、その有用性については疑問に思う研究者も多い。一方、最近注目を集めている方法にマルコフ連鎖理論がある。我々は、GAへのマルコフ連鎖理論の適用について研究してきた。有限な突然変異率のもとで、遺伝的アルゴリズムは定常状態に収束することが知られている。本研究では、遺伝的アルゴリズムにおける定常状態への収束時間を解析した。そのため、マルコフ連鎖の遷移行列を用いて収束時間の解析的表現を与え、OneMax問題を例として数値実験の結果と比較した。
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© 2014 電気関係学会九州支部連合大会委員会
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