抄録
写実的なコンピュータグラフィックスの生成には,表面反射特性の正確な表現が必要である.正確な反射特性表現のために実物体の計測データから反射モデルを推定することが行われてきた.実物体の計測データを用いた反射モデルの推定において,単純な局所探索法を用いると初期値によっては最適な解を発見でないことがある. また,3次元物体の全表面点について反射パラメータの推定を行うため,推定回数が非常に多い.本研究では3次元物体の物体表面の反射特性推定における最適化アルゴリズムの性能を比較検討し,実3次元物体の反射特性推定に対してLinear Population Size Reduction Success-History Based Parameter Adaptation for Differential Evolution (LSHADE)が優れていることを示す.