電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成27年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第68回連合大会)講演論文集
セッションID: 04-1P-06
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表面改質カーボンナノチューブを用いた固体高分子型燃料電池のインピーダンス測定
*内川 稔浩松雪 聡史今坂 公宣
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抄録
固体高分子型燃料電池の出力の核となるMEAを作製する際、電極材料にカーボンナノチューブを用いることで出力が向上することがわかっている。本研究ではカーボンナノチューブの表面を放電によって生成したオゾンで酸化処理し、MEAの作製時にアノード側、カソード側の電極材料に表面改質したカーボンナノチューブ、表面改質していないカーボンナノチューブの組み合わせを変えた4種類のMEAを作製した。作製したMEAで出力特性実験、インピーダンス測定を行った。その結果、アノード側の電極材料のみ表面改質したカーボンナノチューブを用いて作製したMEAの出力が一番良い結果となった。
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© 2015 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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