抄録
ロケット組み立て用クレーン設備にはマトリクスコンバータやモータなどが使用され, スイッチ動作やモータの回転数などの周波数を持つノイズがアースに流れ込む現象が起きる. このノイズの値が大きいと他のアースとの電位差により火花等が発生するなど, 設備災害の原因となりえる. これまで, アースの測定にはクレーンの先端部分のノイズ測定しか行われておらず、ノイズの発生原因が追求できない問題があった. そのため, 本稿ではノイズ発生の原因を特定するため, クレーン設備に使用されるの径の太いアース線を測定できるような貫通型の誘導コイルセンサを製作し、測定を行った.