電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成27年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第68回連合大会)講演論文集
セッションID: 02-2A-06
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多重チョッパを介して電解コンデンサを接続した瞬時電圧低下補償装置の動作特性
*中村 俊兵山本 吉朗
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抄録
落雷などにより系統に電圧低下が発生すると,負荷側の精密機器やコンピュータシステムが誤動作もしくは停止し,それによって多大な損失が生じる場合がある。この対策として,本研究室では蓄電要素に電解コンデンサを用いた多重チョッパ付き瞬時電圧低下補償装置の開発を行っている。この装置では,多重チョッパを介してコンデンサを接続することでチョッパ部の軽量化,電流脈動の抑制を,また,補償電圧発生用のインバータにハーフブリッジを採用することでスイッチング素子数の削減による装置の小形化,低コスト化を目指している。本稿では,このシステムに対する補償動作の確認を行ったので報告する。
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© 2015 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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